「所作EXP0」開催のお知らせと「人に話したくなる」万博からうまれたもの

4月13日

 

本日開幕しました大阪・関西万博とともに
所作銀座店、吉祥寺店にて新作をたくさんご覧いただけます「所作EXP0」の開催を宣言いたします。

 

今ブログでは
所作EXP0で実際に店頭でご覧いただけます新作の紹介と、これから発売予定のラインナップを紹介いたします。

ブログは大阪・関西万博のはじまった4月13日から、おわる日の10月13日までの毎月13日に更新いたします。(次回5月13日)
万博とともに所作EXP0も盛りあがっていこうぜ、と思います。

 

本日、大阪・関西万博の開幕日ということで
たくさんのメディアで取り上げられています。毎日の楽しみです。

では、そんな「万博」について
これからどんどん身近な会話に出てくる時に使えるネタもたくさんあります。ぜひお読みください。
(5分ほどです。そんなことより新作だ!という方は下の画像までスクロールしてくださいませ)

 

「いのち輝く未来社会のデザイン」
今回の大阪・関西万博のテーマですが
人類の課題解決に向けて、世界の叡智や先端技術が集まっています。

 

そもそも、万博ってなんだ?と思いませんか。
万博からうまれたものをルーツとともに紹介したいと思います。

万博が始まったのは、
1851年のロンドン万国博覧会。
当時は国力を諸国に誇示する場、そして技術競争という舞台でした。
そこからたくさんの「未来での日常」になるものが登場しています。

 

エレベーター 1853年 ニューヨーク
洗濯機 1862年 ロンドン
観覧車 1893年 シカゴ
電話機 1900年 パリ
テレビ、ワイヤレステレフォン(携帯)、電気自動車、動く歩道などなど

 

 

開催当初の万博展示は、世界的ブランドの登竜門(とうりゅうもん=成功のための難関)でした。

世界中から製品・技術・芸術が集まり、優れたものには「グランプリ・金・銀・銅」という評価制度が導入されていたのです。

・「バカラ」はフランス御用達の称号を得て、セレブリティに愛されるブランドへ。

・「エルメス」はまだ小さな馬具工房だった頃、女性用の鞍(馬具)で受賞したことをきっかけに、その技術力がヨーロッパ中に知れ渡るように。

・「ルイ・ヴィトン」はトランク、「ティファニー」は銀器で、それぞれの万博でのお墨付きを得て、世界へと飛躍していきました。

 

こうしたブランドは、100年以上も経ってなお、世界を代表する存在。その第一歩が万博であったという事実は、見逃せない歴史です。

さて、「金・銀・銅」といえば、オリンピックのメダルを思い浮かべますが、実は当時、オリンピックは万博のついで(正確には集客力の高い万博にオリンピックが便乗した)として開催されていたようです。

つまり
「金・銀・銅」という評価の文化や、競争を美しく見せる表彰方式は、オリンピックより万博が先だったということです。

 

さらにもう一つ。
1970年の大阪万博から、1992年のセビリア万博(スペイン)まで―万博開催には22年もの空白期間が存在しています。

もしかすると、ピンとくる方もいるかもしれません。

その背景のひとつに挙げられるのが、カラーテレビの普及です。
視聴者が自宅にいながら、鮮明な映像で世界を体験できるようになったことで、「万博に行って世界を知る」という意義は弱まっていきました。
一方で、同じく世界を舞台とするオリンピックは、テレビとの親和性が非常に高く、急速にその存在感を強めていきました。

つまり
この22年間は、「現地に行って体験する万博」から、「テレビで見るオリンピック」へと、世界との繋がり方が変わっていった時代だったとも言えます。

万博とオリンピック   ____  わたしたちの暮らしの変化

 

さて、今回55年ぶりの大阪・関西万博を迎え
1970年の大阪万博について触れたいと思います。

当時の日本は高度経済成長期の真っ只中で、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国に成長していました。また、アポロ11号が人類初の月面着陸に成功したことが象徴するように、テクノロジーも飛躍的に進歩した時代でした。

みなさまも目にしたことがある「太陽の塔」(岡本太郎作)、は大阪万博の象徴的な存在として、たくさんの人々に深く印象を残しています。

・携帯電話
・テレビ電話
・ピクトグラム
・ウォシュレット
・プレーンヨーグルト
・回転寿司
・缶コーヒー(ホット)

など、大阪万博をきっかけに普及したものはこれ以外にもたくさんあります。

例えば「カップヌードル」。

大阪万博で日本を訪れた海外の方が、ラーメンを屋台で食べる際に、お箸が使えない・器がない・スープがこぼれるなど、食べるのに苦労している姿を見たことがきっかけとなり、フォークで食べられるカップ入りのラーメンが開発され、翌年の1971年には世界初「カップヌードル」が誕生したのです。

この「ラーメンに困っている姿」をみなければ、カップラーメンは生まれなかったと言われています。なんと、その見た人とは日清食品の創業者「安藤百福(あんどう ももふく)」さんです。

余談ですが、
カップヌードルが誕生した、その翌年に
あさま山荘事件が起こりました(詳細は省略)。
この事件では、警察の包囲や突入の様子が全国中継され、日本中がテレビにかじりつきました。10日以上にも及んだその極寒の現場で、警察官たちが「温かいカップヌードル」をすすっているシーンが映し出され、一気に爆発的ヒット商品となり、全国区で広まったそうな。

つまり、万博での発想がテレビで広がり日常へ。

個人的には、広まり方よりも
まず実際に足を運んで、ラーメンをすする海外の方をみたこと。そして課題を解決しようと思った。それに感銘を受けます。

 

 

さて、万博について面白い!と思ったことを紹介しました。(まだまだありそうです)

いかがでしょう。
今ではあたり前のことも
実は50年前に初めて目にして体験したものなのです。

子供の頃にキラキラと夢見た、
空飛ぶクルマ
タイムマシン
ワープ??
皆さまは、いまどんな未来を想像しますか?

 

そう、わたしたちの決して遠くない未来にワクワクできるのが万博なのです。

 

みなさまも、実際に所作EXP0に来られた際は
新作を見るのはもちろんのこと、お困りのことや、所作にまつわる話など、スタッフまで教えてくださいね。(カップラーメン誕生秘話のように笑)

 

未来をともに。

 

ワクワクドキドキしましょう。

 

 

 

nakabayashi

 

 

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まだ紹介しきれないものがたくさんありますが

下記にラインナップの全貌と
現在、店頭(銀座・吉祥寺店)にあるものと、これから入荷予定のものを紹介しています。

 

 

オンラインショップへの掲載について

 

オンラインショップでは生所作を掲載しております。
他商品の掲載は早くとも次回ブログを更新する5月13日以降の予定です。(一部の予定です)遠方の方々にはすみませんが、どうぞお楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

 

生所作 カードケース グリーン

 

 

 

 

『所作銀座店』

東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 B1F
03-6263-8854
ginza@nonoyes.co.jp
営業時間 11:00〜21:00

『所作吉祥寺店』

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺PARCO1F
0422-27-2335
kichijoji@nonoyes.co.jp
営業時間 10:00〜20:00

 

4月25日(金)〜 29日(火)

吉祥寺PARCO 「Popup Store」
場所 : 吉祥寺PARCO1F 正面入り口
営業時間 10:00〜20:00

 

大阪・関西万博

4月13日(日)〜 10月13日(月)
会場 : 大阪市此花区 舞洲
アクセス 電車、バスのみ
チケットなど万博HPのチケットインフォメーションまで