こんにちは。
No,No,Yes! 所作生産部の椿(ひごろは主に生産管理やペイントに従事)による、 2021年8月NY渡航ブログ全4話の第2話です。
。。。。
ニューヨークに到着し、いよいよ初の新型コロナワクチン接種。
まだ地元の自治体では打っていなかったのです。
現地エージェントが調べてくださり、1回の接種で済むジョンソン・エンド・ジョンソン製を受けられる場所に連れて行っていただきました。予約無しで受けられることにまず驚く。
W 38th Stに在るホテルから歩いて向かうは、
20 Times Square 。
「あの」タイムズスクエアだ。世界のショービジネスの中心地!
「このご時世、どのような状況だろう?」と思いつつ向かいましたが、そこらじゅう記念撮影をする人が多くいました。溢れんばかりの人!というほどではないけれど。
タイムズスクエア近辺でマスクをしている人は5割ほど、という印象。
頭上のネオンサインと、かぶりものキャラクターたちの横を過ぎるうちに、着きました。
会場は2階。
エレベーターから降りると、まっすぐ目に前に受付が。
他社のワクチンも選べましたが、滞在日数上、私はJ&J製一択。
タブレットPCでフォームに入力を進めていく__名前、ID(私の場合はパスポート番号)、生年月日、メールアドレス、アレルギーの有無などなど。(性別欄が2択ではなく、少なくとも5は選択肢があることに多様性を実感)
入力後5分も待つことなく、いざ接種。
あっというま。
ワクチン接種歴カードをもらいます。
「15分間は向こうで座っててね」と、アナフィラキシーなど体調の変化がないか経過観察待機。
概況報告書に書かれる「531PM」。「17:31になったら帰っていい」っと。
15分間変わりなく、ホテルに戻り安静に。
副反応が出ることを考慮して翌日も安静___のはずだったが、お昼まで様子見するも想定外に元気。
というわけで、マンハッタンの中心でワクチン接種の巻は無事に終わる。
さて、
その午後からの時間、展示会までの自由時間はほぼ今しかない。
そして、なんせ私はMoMAに行きたい。
そこからネットで急いでチケットを購入。
場所がミッドタウンという、ホテルに近いありがたさ。
これがニューヨーク近代美術館か!と目の当たりにできました。2019年10月に展示エリア拡張のため、さらなる改装が行われているだけあり、広い。
20万点を超える数を誇るコレクション数とは。。。
午後からの入館ということ、元気だといってもワクチン接種の翌日であること(念のため)を考慮して、
とりあえず全階回るとはいえ、「観たいものを観る」ことに焦点を絞りました。
広いだけあるのか、やはり入館数が減っているためなのか、人の背中越しに見ることもなく、ゆったりと観ることができました。
主に北側5階を楽しむ。
贅沢な空間使いの中、有名な作品の間を歩き回りったことはもちろん、
好きなシュルレアリスムで、これまで知らなかった画家をも知ることができ、満足です。(ちなみにレオノーラ・キャリントン Leonora Carrington とレメディオス・ヴァロ Remedios Varo)
帰り際にMoMAミュージアムストアとデザインストアに寄ることも忘れません。
デザインストアは建物の向かいです。
MoMAデザインストアといえば、
初の海外出店である東京・表参道店に
弊社として過去に数回“所作ポップアップショップ”を出店の縁もあり、
本家ニューヨークのストアに来られたことは感慨深いものがありました。
好きなアートの世界と、
仕事の分野が交わることは嬉しいもの。
本題に戻りますが、結局ワクチン接種の翌日の夜、
じんわりと接種した部分が痛いような気がしないでもないという感じでした。
それ以降はまったく平常運転。
ちなみに、ホテルからMoMAまで歩くこと30分ほど。
この間に、PCRテストカーを3台見かけ、
フードトラック的に設けられていることに お手軽さを実感したものです。