毎度おおきに!佐野です。
GUIDIといえば「靴」のイメージが強いですが革ジャンなどの服にも落とし込める間違いない素材です。
値段の割に高級感を全面に押し出さないそのマットな光沢、もちっとした質感、手触りなどに魅了された方は少なくないんじゃないでしょうか?
そんなGUIDIの革でオーダーしてくださった方の拘りの一着をご紹介します。
〜始まり〜
いつもご贔屓にしてくださってるMs.Kは生粋の革好き。
カジュアルにバサッと羽織れるレザーのフーディーが欲しいとのことで始まりました。
形はどう? デザインは? 素材は? etc…
・形
「バサッと羽織りたいのでオーバーサイズで尚且ルーズさが出ないように」
華奢なMs.Kを包み込むようなオーバーなサイズに尚且ダルっとしたルーズさが出ないようにまずは体の採寸から始まりました。
20項目以上ある採寸を済ませ中に着るであろうインナーの厚みなども視野に入れ試行錯誤。
フーディーの中でも重要であるフードも覆いかぶさるような大きさに設定し調整。
「ボディのラインが出ないようにしたい」
仮縫い時にボディをやや余裕を持って作成しそこからmm単位の調整を行う。
※仮縫い-オーダー時に決めたディティール、サイズなどを本縫いを行う前に仮に布等で作りまたそれを体に合わせ調整すること。
・デザイン
革の良さを全面に出すようにあまりデザインは加えずシンプルでありながら上品に仕立てるために縫い目はステッチが見えないように…
裾や袖先はリブを付けて袖先には親指を出せるようにフィンガーホールを追加したり。
ファスナーはフロントのみに位置させ使うファスナーも全体のバランスを引き立たせるよう光沢のあるYKKの最高峰である「エクセラ」を使用。
・素材
素材はたっぷりオイルを含んだモチっとした質感とマットな光沢が唯一無二なGUIDIのカーフ(子牛革)
着用を繰り返すたびに持ち主の個性を強く反映させる間違いない革ですが一つ欠点があります。
※オイルをたっぷり含んだ革なので革に慣れてない人ではズッシリ重量に感じます。
ですが今回のオーダーはカジュアルにバサッと羽織れるフーディー。
安心してくださいNo,No,Yes!では革の厚みも変更することができます!
こちらのフーディーは革の質感を最大限失わない程度に薄く漉いておりますので着心地も軽く尚且GUIDIの良さを失わないように加工しております。
形や、ディティールに拘るのももちろんですがせっかくのオーダーメイド。
他にはない世界に1着を拘りませんか?
大阪店ではスタッフ私物のGUIDIのジャケットも展示してあります。
気になる方は是非お近くの直営店舗まで足をお運びください。