Re Dye
新たな色として、元の色が失われる(Die)。
生まれ変わるライダースジャケット。
染色
といえど手法は様々。
太古の昔から
おそらく『着る』という概念が生まれた頃から存在するであろう、染めること。
動物性皮革に植物染料。
その原始的な
植物での染色文化は紀元前数千年前より存在する。
(合成・化学染料は19世紀と、比べると随分最近のこと)
さて
今回姫路Studioからご紹介するは、製品染めと呼ばれる製法。
いわゆる
カタチにしてからの染め。
オーナーが欲する
カラーや柄の再現。
単純に、
着たい期待に
応えられる、または予想を上回ることのできる
偶発性、即興性を含んだ化学的反応のオーダーモノ。
静かな部屋で絵を描くように
オーナーが好きな音楽、
趣味趣向、ライフスタイル等々を想像
インスピレーションを得て
手を動かし
少しずつ
呼吸しながら
少しずつ
色を重ねて
また、その色を生かすように
少しずつ。
積み上げて
積み上げ・・・
・・・ここから
静から動へ
感情的に。
染めの微調整にかけた
時間と労力
加えて
一点モノオーダーに対する緊張感に反比例して
壊された
芸術作品であるかのような
美しさ。
(染色後の床)
きっと、
また
完成後をご覧いただけると思いますので
お楽しみに。
!! 注意
これはプロアスリートの方のための
1点もの、一生モノとしてアグレッシブな表現を求められたので激しくしています。
普段はこんなに激しくないです。頼まれたら激しくします。
アフターサービス
アップデートとして
染め直しや染め重ねが可能な製品染め
より深みや、オーナーの愛着が増すことでしょう。
Re Dye
Dye or Die???
姫路STUDIO