Belted Pants “SHORT” _Y

サイドにミル証明
スーツのテーラーさんでオーダーされたことありますか?またはショーウインドウ覗いたことある方はキレイに並んだ仕立てに選ばれるまでの生地をご覧になったことはあるでしょう。全部ではないですが有名ファブリックメーカー(ミル)の名前や生産国が生地の端っこ通称ミミに織りこまれています。テーラーで並んだ時に判別しやすかったりブランド証明としての意味もありミミにミルが織り込まれています。通常は裁断の際に切り取られ、仕立てあがったスーツの表面=見える箇所にはついてません。ベルテッドパンツ最大の特徴はミルのミミがサイドにラインとして残していることです。通常除去されるミミがナッスィングアウト生かされることでミル通が見たら「いい生地のパンツだな〜」と一目瞭然。(ADIDASのジャージーを思い浮かべてください)サイドに視線がいくことでスッと伸びたラインにより「足長に見える視覚効果」もあります。

スッキリシルエットの秘密
大きく取ったウエスト。名前の通り、ベルトでウエストをグッと絞ることで無数のギャザーが生まれるのに腰回りが「スッキリ」な印象になります。秘密はベルトの内側見えないところ1周にゴムが入っているから。スーツ地というとカチッとした着心地を思わせますが、20〜30 年前のイタリアやイギリス中心インポートのデッドストックなので「ビンテージ調」ではなく「ビンテージ」サマーウールを厳選することで現行のものと比べ適度にヤレた張り感の強いものを使っています。ウエストは最小60cm〜最大104cmまでアジャストできるフリーサイズ。華奢な女性からある程度大きめな男性にもフィットしながらもシルエットはキレイになるよな工夫が随所にあります。(既にリリースしているロング丈と今回リリースのショート丈ではシルエットが異なります。)
今回もパタンナーや縫製工場さんと何度もサンプルチェックを繰り返し太いフォルムのパターンなのに裾に向かい「スッキリ」シルエットに成功してます。太いパンツではあるものの、生地がスッキリと落ちてくれるので、太さをほとんど感じません。

汗をかく夏場に嬉しいイージーケア
ウエスト周りはイージーパンツなカジュアル仕様なのに対してスーツ地仕立てなギャップが綺麗めな印象になるのでエレガントにもリゾートにも着こなし幅がググッと広がります。なおかつスーツ地ですが、実は洗濯機にそのままブチ込めます。そして皺にもなりにくいので、そういったイージーケア性もベルテッドパンツの良いところでしょう。ちなみにデザイナーである私はロング丈を愛用してたのですがあまりに着心地が良く大活躍だったので夏場でも穿きたい期待感が暴走しショート丈をつくってしまいました。秋冬用はロングと春夏用はショーツで穿き分けていきたいですね。ワイドショーツと言うと、ダボついて子供っぽい印象になると思っている方もいるでしょうが、このベルテッドショーツはシルエットが綺麗なのでダボついた太さをほぼ感じません。

裾直しは?
膝が隠れるレングスですが膝上にするために通常のお直し屋さんでお直し◎もちろんノーノーイエス東京ラボラトリーでも◎なのでその際は店頭にてお預かりさせてください。裾上げして膝上レングスで着用するのもありです。素材は蒸し暑い日本の夏でも着用可能なサマーウール・キッドモヘア中心です。

日差しに映える発色いいカラーリング
以前リリースのチェルッティ素材パンツもサイドにミルミミが付いてて一見似てますが細部ディテールやシルエットなど今回の素材に適して変更されてます。チェルッティパンツ穿いてる方はどこがどう変わったのか?試着しにいらして比べてみてください。こちらのシリーズはテーラーデッドストックファブリックのためほぼ一点ものです。
ショーツは夏物なので普段履かない明るい色も真夏の日差しに映えて◎数本のみクレイジーパターンのレアカラーもありますのでド派手柄の半袖シャツに合わせて暗いコロナ禍を自ら明るくいきましょう!

N or Y
またバックウエストの革編ベルトループもロングは「N」ショーツは「Y」になってます。トップスをインした時に後ろ姿ワンポイントアイキャッチ◎そろそろ店頭にもお目見えです。ノーノーイエス東京本店姫路店にて是非ご試着しにお越しください!


コチラはロングパンツ・革編ベルトループ「N」


コチラはショートパンツ・革編ベルトループ「Y」

商品はコチラからご覧いただけます↓↓

Belted Pants – “SHORT”
https://www.nonoyes.tokyo/categories/4326911