「平安京、千年前の幻」を現代に

「削り冰にあまづら入れて、新しき金椀(かなまり)に入れたる」
 清少納言が記した随筆「枕草子」の一節で、国内で最も古いかき氷の記述とも言われる。細かく削った氷に「 甘葛(あまづら) 」という古代の甘味料をかけて、新しい金属製のおわんに入れたと訳される。

平安貴族も愛した幻の甘味「甘葛煎」が
かき氷になって『 京冰菓 あ て な る も の 』に登場!

皆様こんにちは!
今回はこの夏、皆様にぜひ味わっていただきたいとっておきのニュースをお届けいたします!

なんと…あの幻の甘味「甘葛煎(あまづらせん)」を再現したシロップのかき氷が登場いたします!

「甘葛煎って、なぁに?」と思われた方も多いのではないでしょうか?

甘葛煎とは、
はるか昔、天皇や貴族たちが愛したとっても貴重な甘味料のこと。あの清少納言『枕草子』にも登場します。

ツタの樹液から作られる自然の甘さが特徴で、お菓子作りや料理、さらには薬や練り香など様々な用途で使われていました。しかし、時代の流れとともに甘葛煎は人々の記憶から忘れ去られ、「幻の甘味」と呼ばれるようになってしまいました。

その幻の味の探求に、この200年ばかり多くの研究者が情熱をそそいできました。

そして、ついに現代によみがえったのです。

そんな長い年月を経て現代によみがえった甘葛の味を皆様に味わっていただきたいという想いからできた * 甘葛味のシロップ。

この貴重なシロップを使ったかき氷がメニューにいよいよ登場します。
口に入れた瞬間優しい甘さが広がり、後味は驚くほどすっきり。
悠久の時を超えて、平安貴族たちの気分を味わえるかもしれません。

この夏『 京冰菓 あ て な る も の 』でしか味わえないSpecialなかき氷を是非一度お試しください!

* 甘葛味のシロップ・・・奈良女子大学の前川佳代氏を中心とする「奈良あまづらせん再現プロジェクト
が毎年ツタから甘葛煎を再現し、その味を科学的に分析し「甘葛シロップ」として作られました。
https://ama-zura-tukurou.themedia.jp/

そしてそして、、
さらに古い甘味料として・・・厳選された国産のもち米と麦芽を原料とし、奈良時代からの製法で丁寧に作られた水飴である「米飴」もセパレートin!さらに平安時代からあるヤマモモやナツメ、甘栗などと一緒にお召し上がりいただきます!

見世前の 水面に映る 風物詩 高瀬川から 飛び交う蛍

” 物思へば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づるたまかとぞ見る ”

平安時代中期を代表する歌人、和泉式部が京都・貴船神社を参詣し川に飛ぶ蛍を見て詠んだそうです。
千年前の平安時代も変わらず川面を飛び交う幻の光を楽しんでいたのかもしれませんね。

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【Special】
平安京、千年前の幻 「甘葛+米飴」

・1サイズのみ 3000円(税込)
・1日2食のみの限定
※ご予約は食べログか営業時間中にお電話にて承っております。

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『 京冰菓 あ て な る も の 』
2024年5/15(氷)~9/29(日)
営業:12:00-15:00 *月火定休
電話:075-744-1884
住所:京都府京都市下京区和泉屋町162 ノーノーイエス京都見世奥・鴨川ほとり 

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※ 5/15~6/30はプレオープン期間とさせていただきます。
期間中はInstagramをフォローしてくださった方全員を対象に、1杯につき¥500割引させていただきます。
回数制限はございませんのでこの機会に是非たくさんお召し上がりください!!

※ ノーノーイエス京都店は通常通り営業中