The 私たちのプライド

日々のこと|Days

Days元前よりはるか昔、野生に近い人類は最初に葉っぱを身体にくくりつけました。その次に皮を加工して革として身に纏いレザーウェアの歴史が始まりました。もっとも人の皮膚呼吸に近く先人の知恵の結晶、その恩恵を享受して、No,No,Yes!はクラシックな様式を取り入れながらも、現代にモダナイズしてクライアントとの対話の中から、卓越した技術と知恵で、着る人が美しく、その人らしさが引き立つ佇まいを創造しています。好みのパーツや仕立て、サイズが心地いいのはもちろん大切ですが、その満足だけではありません。ビスポーク、セミビスポークあるいはコレクションであろうとも、ビスポークの発想をもとにレザービルダーがアドバイスし、語らい、クライアントがより美しく、より輝いて見られるレザージャケットとの出会いを感動、感激をもってご提供しています。何万年もの歳月を生き抜いてきたレザージャケットの素晴らしさを一人でも多くの方に体感してもらうために。

身につける|Mission

Missionザージャケットの良さをいかにリアリティのあるプライスとシステムでご提供するか。No,No,Yes!の最大の使命がここにあります。ビスポークでは多様なサイズやニーズのリクエストが加味された、1着づつ異なる仕様のレザージャケットを手間隙をかけて仕立て上げる。謂わばレザージャケットのオートクチュールです。No,No,Yes!ではビスポークをメインにセミビスポーク、そしてコレクションの3つの展開からお選びいただけます。これらはビスポークに手が届かないから、 という理由で選んでいただくものではありません。むしろビスポークを身近に感じていただくことをテーマに、従来のイージー&パターンオー ダー、レディメイドの常識や枠組みを超えることに力を注ぎました。なぜなら世の中にレザージャケットをオーダーメイド出来る工房、ファクトリー、カンパニーの数がとても少ないので、一人でも多くの方にレザージャケットの魅力ををお伝えするためには、素材のことやフィッティングにいたるまで、クライアントの要望に精一杯応えていきたいのです。

革切りをかわきりに|Cutting

Cuttingデリストでありレザービルダーである橋本によるカッティング。それは独学で習得し並々ならぬ情熱を持つバイヤー、オーナーとの真剣勝負を通じて磨かれてきました。ビスポークにおいてオーナーがいかに映えるか、美しく見られるか、その人らしく存在ためにはどうあるべきかに心血注いで参りました。カッティングは洋服自体の裁断の美を追求する方向ではなく、身につけるオーナーをより引き立たせる技を追求したものです。おそらくその真価はNo,No,Yes!のレザージャケットに袖を通していただき、鏡の前に映ったあなたがどう変わって見えるかで実感していただけます。

素材について|Material

Materialり身体にフィットするために、日本のタンナーと開発から手がけた薄くて軽くて伸縮するオリジナルのソフトステアハイド。多くの色からお好みの色を選んでいただき、オーガニック製品染めしています。他にもイタリアのタンナーで別注したカーフや、老舗鹿革タンナーに「革のシルク」と評されるディアスキンを特注で仕上げたものなどもあります。素材は形成するフォルムと直結して、ジャケットそのものの出来を左右してしまうほど重要で、何よりも着る人の雰囲気を決定づける重要な要素なのです。

縫製・仕立て|Build

Build服を作る事はMAKE、コート、スーツなどを仕立てる事はTAILORまたはSEWING。革を仕立てることは古くからBUILDと呼ばれています。ですので作るではなく造ると表します。まるで橋やビルを造る「BUILD」という言葉には先人達が次代に”大切なもの”を残す意思があることを感じずにはおられません。LEATHER BUILD、レザービルダーである私たちは大いなる意思を継ぎ、次代に伝えるというプライドを胸にもっております。No,No,Yes!のレザーの造りは決して既製・量産の発想で行われていません。ともすれば、いわゆるハンドメイドで現在行われている工程・仕様と違わぬレベルであることは、渋谷区千駄ヶ谷のアトリエに来られればお分かりいただけるでしょう。分業化が進み職人の威厳が失われて久しい近代製品には見る事の出来ないオールハンドメイドです。ビスポークではクライアント1人1人の体型、フィット感、仕様が異なる為、「着丈」「肩幅」「首回り」「二の腕」「胸囲」「ウエスト廻り」「腰廻り」、他5ヵ所の計12ヵ所を採寸して身体に合った立体感を形成します。セミビスポークでは最低限定められたパターンやカットをベースにクライアントに似合う、ご希望の仕様をお選びいただけます。コレクションにおいてもオーダー仕様こそないものの、クォリティーはビスポーク、セミビスポークと同じベンチで組まれておりますのでお忙しい方、遠方で来店が難しい方にもきっとご満足いただけるものと思います。

オーガニック天然染め|Dye

DyeNo,No,Yes!オリジナル・ソフトステアハイドは着込んでいくとオーナーの体型、動きに合わせて伸縮します。お手入れはクリーニングに出さなくても中性洗剤で家庭の洗濯機で洗えます。一般的に流通しているレザーウェアの革は、仕上げの時に表面を均一な色にするためにラッカースプレーを塗り、革本来がもっている毛穴が塞がれています。しかしNo,No,Yes!オリジナル・ソフトステアハイドは、人間がひとりひとり性格が違うように、本来革がもつシミやアザを個性ととらえ、ラッカーを塗らないことで革が呼吸出来るようになってます。ですのでお洗濯した後も陰干ししている間に水はけがいいのです。一点一点の革の風合いや質感を活かすために、本藍をはじめ、写真のような植物を煎じて抽出したオーガニック染料の製品染めています。よりナチュラルな雰囲気と独特のヴィンテージ感が出るように染め上げております。

メイ アイ ヘルプ ユー|Concierge

ConciergeNo,No,Yes! Underground Tailorのスタッフはいわゆるショップ店員ではありません。レザービルダーとして経験を積みクライアントに革のことやジャケット、着こなしなどのコンサルティングを行えるスキルを身につけた者がクライアントの対応をいたします。ですから「似合う・似合わない」という思い切った助言や、着心地についてお話することもあります。そうしたお客様との関係が功を奏したのか、新宿、青山、原宿からのアクセスはいいものの商業地域ではない千駄ヶ谷に口コミで広がり、多くの方にお越しいただいております。パン屋や割烹料理屋のようにお客様と語らいながら、「そこで造って、そこで売る」という至って発想はシンプルながらも、服屋ましてレザーウェアではあり得ない理想を追求している、No,No,Yes!の価値観に共感していただけていることが何よりの支えであります。中にはレザービルダーとオーナーという関係を超えて、レザーの話題を介した食事や酒の席をご一緒してくださるオーナーもいるほどです。私たちはレザージャケットをお売りする前に、クライアントを格好良く素敵にすることをまず優先するコンシェルジュでありたいと考えています。

アフターケア|Care

Careりのいいレザージャケットは、仕上がってから1年、2年と経年変化してからがいいと言われています。革の内部にあった油分が表面に出てきて独特の艶感が増してきた頃、オーナーの動き、癖に合わせて伸縮した革が身体に馴染むことで、着る人と調和した雰囲気が醸し出されるからです。すなわちレザージャケットはお渡しするときが必ずしもベストではありません。また、オーガニック天然製品染めの商品で数シーズン着用された後の染め直しやリフォームについても、有償となりますが引き続きご対応させていただきます。この一着がご満足いただけるよう、日に日に魅力が増しオーナーを引き立たせる名脇役として、感動の瞬間を共に分かち合えるよう努めておりますが、商品やフィッティングについて至らぬ点やお気づきの点がございましたら何なりとお申し付け下さいませ。

No,No,Yes! Chief Experience Officer / 橋本タイチ